夢見心地のサウンドで静かな人気を博すジャズ×レゲエ・バンド「ニュー・ザイオン・トリオ」が、待望の初来日公演決定!さらに、あらゆる音楽家たちを虜にしてやまないブラジル、サンパウロ出身の打楽器奏者・シロ・バチスタも同行します。
ジャズ×レゲエとブラジリアン・リズムの出会いと融合をお楽しみください。

◆イベントタイトル
New Zion Trio with Cyro Baptista ~Fight against Babylon Japan Tour 2017~

◆出演者
New Zion Trio with Cyro Baptista

◆来日メンバー
Jamie Saft (Piano/Fender Rhodes)
Brad Jones (acoustic bass)
Ben Perowsky (drums)
Cyro Baptista (Percussion/Vocals)

◆2017年8月25日(金)@渋谷WWW

≪1st set≫
開場 18:15/開演 19:00
前売チケット:7,500円(全自由席/170席)(税込)ドリンク代別

≪2nd set≫
開場 21:00/開演 21:30
前売チケット:6,500円(オールスタンディング)(税込)ドリンク代別

◆2017年8月27日(日)@天聴の蔵(熊本県山鹿市山鹿1392)
開場 15:00/開演 19:00
前売チケット:3,500円(オールスタンディング)(税込)ドリンク代別
熊本公演は、とろとろのアルカリ性硫黄泉と灯篭まつりで有名な山鹿市にある古い酒蔵を改装したイベントスペースで開催します。
音楽だけでなく、オーガニックな地元食材を愛するレストランやカフェ、衣服・木工・焼き物・楽器・キャンドルなどが九州中から集まり、夏の宵をしっぽり楽しめるお祭りのような演出となります。

◆出店:
daitie(熊本)
さんぽカフェ(人吉)
御産霊茶屋(水上)
Ponchice(宮崎)
地球農園(熊本)
Harvest pizza(美里)
HAY grill&coffee(鹿児島)
月の食堂(鹿児島)
自然栽培 ヤーマンライス(うきは)
江口農園/strange fruits(三角)
stock(山都)
SattaYard(サッタヤード)(耶馬渓)
BLT?Amakusa(天草)
スタジヲもみの木(霧島)
Come TO(久留米)
Lagbag music(蒲生)
ひひひ(蒲生)
mountain high candle(日置)
壷田和宏・亜矢 (高千穂)
チアフルマーク(鹿児島)
cocori(蒲生)

◆主催・企画:FRUE

◆制作協力:シャ・ラ・ラ・カンパニー

◆共催:WWW

◆後援:駐日ブラジル大使館

◆協力:株式会社インパートメント

◆総合info
http://frue.jp 

トライアングル、拡声器、様々な打楽器などを使って小暴れするシロ・バチスタ。密林のようなブラジリアン・リズムとジャズ×レゲエが絶妙に融合した”Mystics”。

ホラー映画で効果音として使用されることの多いウォーターフォーンという妖しげな楽器を操るシロ・パチスタの導入で始まり、まろやかで暖かいリズムの中で、フェンダーローズの美しい旋律とベースが泳ぎ、絡み合う”Lost DUB”。

New Zion Trio with Cyro Baptista
ニュー・ザイオン・トリオ・ウィズ・シロ・バチスタ

2016年にリリースされたニュー・ザイオンとシロ・バチスタのコラボレーション作「Sunshine Seas」。「ジャズ・ミーツ・レゲエのニュー・ザイオンと、ブラジルの名パーカッション、シロ・バチスタが夢の共演」、「レゲエとブラジリアン・パーカッションの奇跡のコラボ」などのコメントが添えられていたが、この組み合わせ、昨日、今日出会って何かを創り上げたというよりも、複雑に絡み合った長年のミュージシャン同士の交流が生み出した必然のコラボである。

NYの地下シーンで誉れ高いピアニストの1人、ジェイミー・サフト。ジョン・ゾーンのマサダや、ボビ・プレビット、日本のメルツバウなど、様々な形で彼のピアノと接点を持っているアーティストは非常に多い。2003年に日本で行われた、ボビ・プレビット、ジェイミー・サフト、スケーリックという布陣で行った一回きりのトリオ(当時、PongaともBeta Popesとも言われたが、結局どれでもなかったという…)の幻の一度きりの共演は、強烈な印象を残した。

そんな彼がジャズとレゲエ/ダブというお題に真っ向から取り組んだ、ニュー・ザイオン・トリオは、デビューアルバム「ファイト・アゲンスト・バビロン」で非常に高い評価を得た。ピアノジャズ・トリオというフォーマットを崩さずに、リズムセクションはルーツ・レゲエという絶妙なバランスがナノ単位でズバリとはまり、レゲエよりの作風でありがながら、ピアノの残響がダブ感を演出するという出来過ぎの作品だった。そんなニュー・ザイオンが、ブラジル人パーカッショニスト、シロ・バチスタを迎えカルテットで挑んだのが「Sunshine Seas」という作品だ。

サフトとシロも過去に何度となく共演を果たし20年を超える交友関係にある。サフトが、シロのプロジェクト「ビート・ザ・ドンキー」に参加したり、前述のジョン・ゾーン・セッションでも度々顔を合わせていた交流の成果が、ほぼ初期の段階ですでに完成品だったニュー・ザイオンのサウンドに、新たな感覚をもたらした。ある部分では過去2作で完全に煮詰まってしまったバンドを一度解体し新しい高みへと持ち上げているようにも感じる。

アルバムを聴くと、ニュー・ザイオンの作り出すダブ空間に、ブラジルのリズムが迷いこんだような錯覚を楽しめる。シロのパーカッション演奏は、あたかもアマゾンの密林の得体の知れない生き物の鳴き声や物音が、四方八方、頭の上から降ってくるようなマジカルな響きを加える。よくダブの世界を、森やらジャングルの中に例える人がいるが、更にブラジルのアマゾンの密林のサウンドが加わるのだから、これは凄いレコードである。

さて、そんなニュー・ザイオンとシロ・バチスタが、今度はライブで、この密林を日本で再現してくれる。しかも真夏の真っ只中に。またとないチャンス、良い予感しかしない。 (text by Hideki Hayasaka)

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